天上眉

天上眉(てんじょうまゆ)とは、自眉を剃り落としたり、毛抜きで抜いたりし、額の生え際描いた別の眉毛のことです。平安時代、上流階級の成人女性らの間で眉を剃り落とす慣習がありました。理由は諸説ありますが、「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、眉の周りの表情筋は顔の中でも動きが分かりやすいため、眉をひそめたり、眉を吊り上げたりすることで感情を相手に読み取らせないようにするための女性のたしなみの一つといわれています。江戸時代になると一般女性も、妊娠や出産を機に眉を剃り落とすようになりました。

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