伊勢おしろい

伊勢おしろいは水銀を原料にしたおしろいで、室町時代から戦国時代にかけて最盛期を迎えました。しかし江戸時代になって水銀の国内産出量が急激に減少し、さらに中国から安い鉛おしろいの製造方法が伝わったことで、徐々に鉛おしろいが普及していきました。以降、おしろいはキメの細かい粉末状のおしろいや、調合したおしろいなど様々な種類の商品が販売され、主に歌舞伎、遊郭、大奥などで消費が増大していきました。