亜鉛華

亜鉛華とは酸化亜鉛ともいうキメの細かい白い粉末です。毒性はなく、化粧品の原料や白色顔料、医療品などの原料として使用されます。古代ギリシャ、ローマでは紀元前4世紀ころから美白のメイクが流行しはじめました。当時、おしろいの原料として鉛白(えんぱく)という白色顔料が使用されていました。しかし鉛白は毒性があり長期的な使用は人体に悪影響を及ぼすため、絶えず医師らから警告が発せられていました。その後毒性のない亜鉛華が発見され、女性らの間で広く使用されるようになりました。亜鉛華は1830年代になると工業的に生産されるようになりました。